中高年の方の転職事情
自主的な転職は絶対にしない、と決めている中高年の方でも転職をしなければならない場合があります。そう、会社の倒産や人員整理の対象になってしまった場合です。今の時代では珍しい事ではなく、そして残念ながら今後も増えていくでしょう。
中高年になって会社を放り出されるととにかく厳しいのが実情です。どれだけ素晴らしいご経歴がある方でも、書類選考だけで落とされる、という事がデフォルトです。どうして転職市場において中高年の方の評価が厳しいのかというと
「年齢が高いので使い辛い」(上司が年下ならば尚更)
「年収が高いので雇い辛い」(家庭がある方なら尚更)
「会社を放り出される人なんだから、きっと訳ありだ」(多くは偏見ですが)
という、採用企業側の固定観念がある為です。
これを覆すには相当の努力が求められます。まず、面接時にいかに年下上司ともうまくやれるのかをアピールします。面接にたどり着くのが困難であれば、応募書類に「前職の上司は年下でしたが…」等と書くのも有効です。
年収に関しては、ご家族と相談の上、できる限りはダウンを容認する事です。若い方でも、年収維持の転職は難しい時代です。残念ではありますが、年収ダウンを覚悟し、それでも働きます、という姿勢を会社にアピールしましょう。
「会社を放り出されたから訳あり~」に関しては、正直にこちらでできる事は多くありません。ただ、懲戒解雇で無いのであればしっかりと「退職の経緯」を応募書類に記載する事が大切です。